改定履歴

  • 2019年10月09日 制定・発効
  • 2021年11月24日 改定

支援金・寄付金を充てる活動の実現可能性や継続可能性の説明について

基本的な考え方

支援・寄付募集を行うに際しては、支援金・寄付金を充てる活動の実現可能性や継続可能性について誤解を招かないように必要な説明を行って頂く必要があります。
例えば、以下のような観点から、活動の実現可能性や継続可能性について疑義が存在する場合には、必要な説明を行って頂くようにお願いいたします。

(1)資金調達について
活動に必要な資金を当社のサービスを利用した支援・寄付募集以外の方法によっても集める場合、その実現可能性は十分か。

(2)活動の実行能力について
活動に必要な能力・経験を有しているか。

(3)活動の協力者について
協力を得ることが必要な方がいる場合(活動に必要な業務を外部に委託する場合を含みます。)、その方の協力を得られる具体的な目途は立っているか。

(4)活動場所について
場所を要する活動の場合、活動に必要な場所が確保される具体的な目途は立っているか。また、特に外国での活動の場合、渡航できない具体的なおそれはないか。

(5)資格・許認可等について
活動に必要な資格・許認可等が存在する場合、活動の実行時までに取得される具体的な目途は立っているか。

(6)権利者の許諾について
権利者の許諾が存在となる場合、活動の実行時までに許諾を得られる具体的な目途は立っているか。

(7)関係者の了承について
支援・寄付募集の実施や活動の実行が所属団体の内部規則や第三者との契約に抵触するおそれがある場合、必要な関係者の了承が取得されているか。

(8)運営主体の財務状況について
活動の運営主体の財務状況等により、活動を中止する具体的なおそれはないか。

ただし、支援・寄付の募集に際して実現可能性や継続可能性について説明を行っていたとしても、これにより直ちに活動を中止した場合の支援金・寄付金の返金義務を免れるとは限りませんので、ご留意ください。

天候その他の不可抗力による中止について

屋外の活動で天候により中止せざるを得ない可能性がある場合や、イベント等を行う場合で公衆衛生上の理由で活動を中止せざるを得ない可能性がある場合、中止となった場合の支援金・寄付金の取扱いの明確化のため、中止した場合の代替措置や、中止した場合の返金の有無について必要な説明を行ってください。